食器の思い出を発掘☕️🍴
私が小学校高学年くらいの頃、いただきものか、母親が張り込んだものか、ある日食卓に大倉陶園のマグが登場した。
子供がある程度大きくなり、そろそろ割れものもまともに扱える頃合いだと、母親が判断したのだろうと思う。
くすんだレッド、渋いグリーン、深いボルドーなどの暗めの色調の3個と、春の空のような薄いブルー。家族4人で好きな色を選ぶとなった時、私は迷わずライトブルーに名乗りをあげた。
もしかしたら、その色は母親が使いたかったのかもしれないと、だいぶ後になって思ったりもしたが、母親はなんということもなしにレッドを選び、父親はグリーンを選んだ。
兄は確か、使い慣れた古い白いマグを継続して使いたいと申し出、ボルドーは祖母のマグになったのではなかったか。
手先が不器用な上にがさつな性格の私が、この上等な食器を使う様子を、おそらく母親はハラハラしながら見ていたのではないか。
もちろん私は、そのマグがそんなに上等であるとも知らずに、がさつに使ってしまった。今は反省している。
だが大方の予想に反して、私のライトブルーのマグを破損させたのは私ではなく、心配していた当の母親だったように思う。
いつの間にかグリーンのマグもなくなり、数年前に実家を手放す時には、レッドとボルドーの2つが食器棚に収まっていた。
私はその子らをサルベージしなかった(!)のだが、兄が救ってくれているだろうか。
今度聞いてみよう。
***
大倉陶園のマグのお話を覚え書きにしましたが、フリマアプリで食器類を見ていると、大昔のことをいろいろ思い出しますね。
ちょうど今、同世代や少し下の人たちが実家や親御さんの家を整理する必要に迫られ、昭和の家庭用品が大量に出品されているんですね。
見ていると楽しいです。
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