父親と出かける夢
父親と一緒に出かける夢を見た。
どこの街だろう。ファサードに水の流れる装置のあるファッションビルで、最上階のきれいなレストランに入る。
「ご予約のお客様以外は○時までとなっておりまして…」
あと30分しかない。あきらめて出る。
「いつも、どんなところで買い物してるんだい?」
「交差点のあっち側のあのビルとかかな」
「行ってみるかい?」
そんな会話をしていたら、いつの間にか地元駅近くにいる私たち。もう夕方で、帰ろうとしているらしい。
「駅の向こう側に行くのに近道があるんだ」と言う父親に着いて行くと、地下の迷路のような魔窟に入り込む。
「父さん、トイレに行くよ」
「あたしも行く」
穴が開いてるだけみたいな原始的なトイレに入ると、近くのデパートのパートさんたちが一斉にやってきて、一気に混み合う。
あのデパートの人たち、こんなところを退勤路にしているのか。社会の闇を見たような気がした。
トイレから出た父親は言う。
「ここから線路を通ってくんだ」
「え?使ってる線路?危ないよ!」
線路の上をどんどん行ってしまう父親。
電車は行き交うが、空いてる線路をひょいひょい選びながら、父親は遠ざかる。
「待って!お父さん!怖いからやだよ!置いてかないで!」
この辺で目が覚めた。
怖い夢だった。魔窟と電車。轢かれたら死んでしまうよ。
それに、大事なことだけど、ごはん食べてない。ごはんのくだり、解決しないまま省略されちゃった。がっかり。
父親が遠ざかってしまうのは、やっぱり亡くなってるからだろうか。
夢に出てきてくれることは大歓迎だけど、いなくならないでほしい。頼みます。
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