地道にがんばってください
昨日のUEFA U21欧州選手権2011(U21Euro)グループリーグ…。
引き分けではあったものの、内容的にはスペインに大きな差をつけられてしまっていた様子のイングランドであります。
問題点について、ツイッターで見られたご意見をおさらいしつつ、自分の感想を整理した次第です。
スペインでは子供の頃から、クラブの下部組織や代表などで、プレーの何に重きを置くか、何を目指すかなど、フッボーの基本的なことすべてについて、一貫して同じ価値観と統一した理念(アイデンティティーやフィロソフィー)による指導ができている。
とくに、バルセロナやバルセロナとかバルセロナなど。
ところが、イングランドはその場その場で、または指導者によって、目指すフッボーの形はバラバラである。指導者のレベルもバラバラである。
そしてイングランドのU21代表は、プレミアのファーストチームで十分な経験を積んでいる選手の割合が意外と少ない。だいたい、プレミアのリザーブチームとか2部リーグのレギュラーとか。
たぶん、第一線には外国の優れた選手やシニア世代がいっぱいいて、若手の出る幕がないから。
(スタリッジとウェルベックが今年、ローンに出た先で活躍していたのは、本当によい経験になりましたよね)
第一線で大活躍中の若手は、たとえばウィルシャーとキャロルがいるが、彼らはもうフル代表で大活躍させる方向で考えてしまってるんで、兼用は無理。
これ自体は、そんな悪いことではないかもしれんが…。
こうした諸々の状況を根本から改善していかないと、フル代表も強くならない。カペッロ1人を責めていてもダメ。
バルサがクライフによって、今のような強い(スペインに合ってる?)フッボーのスタイルを見つけて成長し、そこからスペインも強くなっていったように、おそらく何年もかけて、子供たちの指導からやり直していかないといかん。
…こんな感じでしょうか。
まあ、言うほど状況は深刻じゃないと思ってますけどね。
この下の世代にはリバプールの子たちがいっぱいいて、とっても有望だからw
というわけで、あまり悲観的にならず、とにかくがんばれ、イングランド。(・∀・)
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