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2008.05.13

映画版ハチクロ

mixiレビュー転載シリーズです(日付を変更してます)。

別に、ドロドロや悲惨だけがリアルの要素だと思ってるわけじゃありませんけれども。
やっぱり、ここまで表層的でキレイだと、ちょっと引きますね。

もちろん、青春は甘酸っぱいもんだし、キラキラしてるもんだとは思います。片思いの輪も、嫌いじゃないジャンルです。

でもね、なんか…。
やっぱり男と女ですから、そうそうサワヤカではいられませんよ。現実は。

その辺、少し前に見た「ストロベリーショートケイクス」がリアルだっただけに。おまえら、いつまでもきれいでいられると思うなよ?あ?…と思っちゃいますね。

もう少しだけでも、胸の真ん中にグッと来るリアルな何かがあってくれたら、かなり印象が違っていたでしょうに。登場人物、中学生や高校生でなく、大学生なんだし。

そうか。先生とかの大人の登場人物たちに、もう少しときめきがあればよかったかもしれません。堺さんも西田さんも、せっかく素敵なんですから。

いやあの、誤解されると困るんですが、セックスがあればいいのかって話じゃないですよ?
そうじゃなくても、グッと来る描写ってあるじゃないですか。映画ならやっぱり、そこを描いてほしいわけです。

ちなみに、原作は知りません。
原作もこうなのかな。

あ、それから、絵ですが。
やっぱりねー。めちゃくちゃに描けばそれらしいからいいじゃん、で済ませちゃダメだと思うんですよ。

どうせ観客、芸術なんかわかんないんだから…とバカにしてのことでしょうかね。
でも、芸術のことがわかんないからこそ、「この絵のどこがすごいの?」というのがね。
率直に言って、すごくなさ過ぎです。
ここがすごくないと、森田やはぐみに感情移入できない。これ、致命的です。
もう少し、絵画の質を大切に扱ってほしかったです。

あぁ、しょうゆで描いた龍の絵だけは、ちょっとうまかったですね。w
ああいうのは好きです。

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