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責任範囲の逸脱。思いの行き違い

これは、仕事の愚痴になりますかね。
愚痴系が嫌いな人は、お読みになりませんように。

今どき、こんな本を誰が読むんだ?というような珍しい内容の単行本の、お手伝いをしています。
なんというか、戦前の女学校のお行儀の授業みたいな感じの本でして。
著者は時代に取り残された感じのおばあちゃんで、「女性は、結婚の約束を取りつけるまでは肉体を許してはなりません」みたいな生き方指南の本です。

出版やデザインに関ってる人と話をする中で、出版不況は深刻だとか、紙の印刷物は虫の息だとか、いろいろ聞くわけですけどね。
一部の世界には、おそらく昔から連綿と続く、こうした浮世離れした特殊な需要があるということなんでしょうか。
「今、人々に求められている本とは?雑誌とは?」なんてことを真面目に考えてる人から見れば、おそろしくバカバカしく感じられるでしょうが、このようなとんちんかんな内容の本でも、結構な部数を出してるようなんですよね、これが。

んでまぁ、本来はそれをまとめる立場のゴーストの人から、さらにその下処理みたいな感じの作業を頼まれまして。
つまり、インタビューとかは全部終わってて、それを一字一句全部起こした膨大なテープ起こし原稿だけが「ボンッ」とあるのを、俺さまの段階で内容を整理して、本の原型くらいにまとめなきゃいかんわけです。
まー、これもまた、とりとめのない雑談ばっかりで、本の構成やプロットなんか何もないままに、ただおしゃべりしただけ、みたいなスゴイものなんですけどね。

もちろん、その著者のおばあちゃんのこれまでの本とかも見て、口調とか表現法とかを参考にしてくれと言われとりまして。
おらもできる限り、その人っぽい感じを意識しながら、雑談の中から本にできそうな内容を拾い出しては、記事にまとめてるわけですけどね。

んでも、細かい表現技法とか、効果的に盛り込むメタファーとかは、いつもその人の本を書いて、その人のことをよくわかっているゴーストさんが一番心得てるでしょうから、そこまで含めた完成原稿の仕上げは、その人にお任せしたほうがいいと思ってたんですゎ。

ところが、途中までこちらから原稿を出した段階で、結構なダメ出しを食らっちゃいましてね。
「こんなんじゃあ、ちょっとね(苦笑)」みたいな、割とキツめな感じで。先生の原稿らしくない、と。
どうも先方としては、もっと完成原稿に近いものを出してほしかったみたいで。

まぁ、今回は打ち合わせを、友人たちも交えた酒の席で「うんうん、こんな感じで。まあ、とにかくできたとこまでください」みたいなノリでやってしまって、それっきりだったので、完全なコミュニケーション不足で、双方の認識に行き違いがあったってことは確かです。

でもねぃ、言わせてもらえば、ヘルプにそこまで期待するって、逆に自分だったらあり得ないことなんですよ。
たとえば、この冬、俺さまはとある元オリンピック選手○○さんの本のゴーストをやったんだけど、もしも、これの作業を一部だけ人に依頼するとしたらだよ?
とにかく、一番めんどくさいところだけひたすら処理してもらって、後は、最終的な「○○さんらしい口調の完成原稿」というのは、絶対にあたしに書かせてもらわないと困る!と思うわけです。俺さまだったらね?

だっておらには、それは自分にしかできない、という自負があるし、おらはヘルプを頼む人には、そこまで期待も信頼もしないからさ。
だから、「○○さんらしさとかはともかく、内容だけを整理してください」と言いたいはずなのね、おらだったら。

それを、今度の仕事をおらに頼んだゴーストさんは、完成原稿レベルまでをおらに期待してたというか、任せようとしてくれてたらしく、それはスゴイことだ、ありがたいことだと恐縮してしまうと同時に、逆にそれって、その人のライターとしての誇りはどうなのよ?とか、そこまでの責任範囲を負わされんだったら、ちょっとそのギャラじゃ受けられないよ…とか、いろいろ思っちゃうわけです。

まぁね。こうしたヘルプ仕事、つまり、自分で企画して自分で取材して自分でまとめる、というものではなく、人の仕事の一部だけを手伝うという場合、どこからどこまでを担当するのかの責任範囲っていうのが、常に微妙な問題になるんですよね。
多くの場合、「えーと… 最初のお話では、そこまでの責任範囲ではなかったはずでは…」という話に、なし崩し的にだんだんなっていくんですよね。
それでも、ギャラは最初に言ってた額のまま…みたいな。
こういうパターン、多いよねぃ…。フリーランスって、悲しいなぁ。

むしろ、今回の場合は逆に、「申し訳ありませんが、私の力量ではこの著者さんの完全な原稿に仕上げるだけのスキルはありませんから、その分、ギャラを下げてもらっても構いませんから」ってことで、納得していただく方向で進めてます。

いや、マジで、なんだかご年配の女性特有のかったるい節回しで、あれほど世の中から浮いたとほほな内容の文章などというものは、ずっとそれを担当してやってきたゴーストさんでなきゃ、とても書けませんて。
悪いけど。

さて、続きをやるかな。まだいっぱい残ってるもんで。(;´Д`)

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